※この記事は2026年7月時点の情報に基づく一般的な解説です。行政の窓口や制度の取り扱いは変更されることがあります。実際の手続きは、川崎市・横浜市の公式情報、または各窓口へご確認ください。
「そろそろ終活を始めたほうがいいのかな、と思うけれど、何から手をつければいいのか分からない」——川崎市や横浜市にお住まいの方から、こうしたご相談をいただくことがあります。
終活といっても、考えることは幅広くあります。財産のこと、住まいのこと、医療や介護のこと、亡くなった後の手続きのこと。しかも、実際に手続きをする段になると、区役所・法務局・年金事務所と、行き先も分かれます。
この記事は、川崎・横浜にお住まいの方が終活や相続の準備を始めるときに、「どこに相談すればよいか」「まず何を読めばよいか」を見つけるための案内図です。それぞれの制度の詳しい内容は、専用の記事にまとめていますので、この記事から必要なところへ進んでいただければと思います。
目次
- 川崎・横浜で終活を始めるとき、最初に考えたいこと
- 目的別|今の悩みに合う記事を探す
- 川崎市で相続・終活の手続きをするとき
- 横浜市で相続・終活の手続きをするとき
- 行政窓口と専門家の相談先を使い分ける
- うりずんに相談できること
川崎・横浜で終活を始めるとき、最初に考えたいこと
終活の進め方に、決まった順番はありません。ただ、ご相談を受けていて感じるのは、「今、自分がどの段階にいるか」を意識すると進めやすいということです。
大きく分けると、次のような段階があります。
- これから備える段階:元気なうちに、財産や希望を整理しておく
- 判断能力の低下に備える段階:認知症などに備えて、任せる人を決めておく
- 相続が起きた後の段階:ご家族が亡くなり、実際に手続きが必要になっている
ご自身がどの段階にいるかによって、読むべき記事も、相談すべき窓口も変わります。次の章では、状況別に案内していきます。
なお、川崎市・横浜市にお住まいの方の場合、実際の手続きでは区役所や法務局が関わりますが、実際の窓口は、亡くなった方の住所地や本籍地、不動産の所在地、手続きの種類などによって異なります。この点は、あとの章でご案内します。
目的別|今の悩みに合う記事を探す
ここからは、よくあるお悩みごとに、参考になる記事をご案内します。
何から始めればよいか分からない
終活で考えることは多岐にわたるため、全体像をつかむところから始めると整理しやすくなります。おひとりさまの終活完全ガイドでは、終活で向き合う不安を整理し、何から手をつければよいかを解説しています。おひとりさまに限らず、終活の地図として使える内容です。
書き残すことから始めたい
いきなり遺言書や契約書を作ることに抵抗がある場合は、まず気持ちや情報を書き留めるところから始める方法があります。エンディングノートの書き方では、何を・どこまで書けばよいかを解説しています。費用もかからず、今日から始められる方法です。
夫婦で今後のことを話し合いたい
ご夫婦の場合、どちらが先になるか分からないからこそ、お互いの希望を確認しておく意味があります。夫婦で考える終活では、二人で確認しておきたいポイントを整理しています。
ひとり暮らしで、いざというときが不安
身近に頼れるご家族がいない場合、判断能力が低下したときや亡くなった後のことを、契約で備えておく方法があります。おひとりさまに必要な生前契約セットでは、複数の契約をどう組み合わせるかを解説しています。
認知症などによる判断能力の低下に備えたい
判断能力が低下すると、契約や財産の管理が難しくなります。備える方法にはいくつかの選択肢があり、任意後見と法定後見の違いを知っておくと、自分に合う備え方が見えてきます。
すでに相続が起きて、手続きが必要
ご家族が亡くなり、実際の手続きが必要な段階であれば、お住まいの市の窓口を確認するところからです。次の章から、川崎市・横浜市それぞれの窓口をご案内します。
川崎市で相続・終活の手続きをするとき
川崎市には7つの区があり、死亡届や戸籍・住民票の取得、国民健康保険などの手続きは、区役所が窓口になります。
相続の手続き全体の流れと、川崎市7区の区役所については、川崎市で相続手続きをする場合の記事にまとめています。どの窓口で何ができるか、戸籍を集めるときの注意点なども解説していますので、実際に手続きをする前にご覧ください。
また、川崎市内に土地や建物をお持ちの場合、その調べ方や名義変更(相続登記)にも段階があります。川崎で相続した不動産の進め方では、名寄帳や登記事項証明書の使い分け、区によって分かれる法務局の管轄などを整理しています。実家をどうするかを考えている方は、あわせてご覧ください。
横浜市で相続・終活の手続きをするとき
横浜市は18区あり、川崎市よりもさらに広い範囲に分かれています。そのぶん、「自分の区ではどこに行けばよいか」が分かりにくくなりがちです。
横浜市で相続手続きをする場合の記事では、18区の区役所、横浜地方法務局の本局と出張所、年金事務所の確認先の目安を一覧にまとめています。横浜市内でも、相続登記の申請先は区によって分かれますので、手続きの前に確認しておくと、二度手間を防げます。
終活の準備段階であれば、まだ具体的な窓口は関係ありませんが、いざというときにご家族が迷わないよう、関係しそうな窓口を先に把握しておくことも、備えのひとつです。
行政窓口と専門家の相談先を使い分ける
終活や相続の相談先には、行政の窓口と、専門家の事務所があります。この2つは役割が違うので、使い分けると迷いが減ります。
行政の窓口は、制度の案内や手続きの受付をする場所です。
- 区役所:戸籍・住民票、死亡届、国民健康保険、介護保険など
- 法務局:不動産の登記、遺言書の保管など
- 年金事務所:遺族年金、未支給年金など
窓口では、その手続きに必要な書類や一般的な進め方を案内してもらえます。ただし、「自分の場合はどう進めるのが良いか」という全体の設計までは、窓口の役割ではありません。
専門家は、事情を整理して進め方を設計する相談先です。
- 行政書士:戸籍の収集、相続関係の整理、遺産分割協議書の作成、遺言や終活の契約書の準備
- 司法書士:相続登記、成年後見など家庭裁判所へ提出する書類の作成
- 税理士:相続税、不動産を売却したときの税金など
- 弁護士:相続人の間で争いがある場合の交渉や代理
「何をどの順番で進めればよいか分からない」「うちの場合はどうすればよいか」という段階では、専門家に相談したほうが早く整理できます。必要な手続きと書類が明確で、ご自身で進められる場合は、行政の窓口で手続きを完了できることもあります。
地域で継続的に活動している専門家であれば、地域の窓口や他の専門職との連携を含め、実際の動き方を相談しやすい場合があります。
うりずんに相談できること
うりずん相続手続き相談室では、行政書士・社会保険労務士として、戸籍の収集による相続人調査、財産調査、遺産分割協議書の作成、銀行口座の解約手続きのサポート、遺族年金・未支給年金に関する必要書類の整理や請求支援など、対応できる手続きを中心にお手伝いしています。終活の準備段階では、遺言書作成の支援、任意後見や財産管理に関する契約書案の作成、公証役場との段取りなども担います。
相続のお手続きでお困りの方へ
相続登記や相続税申告、紛争対応が必要な場合には、提携する司法書士・税理士・弁護士と連携し、必要な専門家へ適切におつなぎします。
川崎・横浜エリアを中心に、初回のご相談は60分無料・土日祝もご予約可能・秘密厳守・お問い合わせには翌営業日までにご返信しています。お電話・LINE・お問い合わせフォームから、お気軽にご連絡ください。
事務所は川崎区中島にあり、川崎市・横浜市の皆さまのご相談に対応しています。「終活を始めたいが、何から手をつければよいか分からない」「うちの場合は何を準備しておけばよいか知りたい」——そうした段階からのご相談も承っています。終活カウンセラーとして、ご家庭の状況をうかがいながら、必要な備えを一緒に整理しますので、どうぞお気軽にお声がけください。
まとめ
- 終活は「今どの段階にいるか」を意識すると進めやすくなります。備える段階、判断能力の低下に備える段階、相続が起きた後の段階で、読むべき記事も相談先も変わります。
- 何から始めるか迷ったら全体像から、書き残すことから始めたいならエンディングノートから、というように、目的に合わせて進めるとよいでしょう。
- 川崎市で手続きをする場合は7区の区役所が、横浜市の場合は18区の区役所が窓口になります。相続登記の申請先は、どちらの市でも区によって分かれます。
- 行政の窓口は手続きの受付先、専門家は進め方を設計する相談先です。目的によって使い分けると迷いが減ります。
- うりずんは川崎区中島から、川崎市・横浜市の皆さまの終活・相続のご相談に対応しています。準備の段階からでもお気軽にご相談ください。